介護の資格の中で、唯一の国家試験である介護福祉士試験に合格するための勉強方法を紹介しましょう。
介護福祉士試験の勉強方法として、よくある間違いとして、「基本テキストを使って勉強する方法」があります。
基本テキストを頭から終わりまで読み通し、勉強した気になったものの、最初に戻ると何も覚えていないことに気付いて焦る、このような失敗をする受験生が少なくないのです。
よほどの暗記力がない人以外は、テキストに書かれている内容を全て暗記することなどできません。
また、暗記は試験に出る部分を効率的に行うことが大切です。
基本のテキストはサブ的な存在として用意して置き、メインにするのは過去問集または予想問題集にすることをおすすめします。
評判のいい予想問題集があれば、それをメインにして勉強を進めると良いです。
介護福祉士試験を受験する人はすでに養成施設や実務経験を経ているため、基礎的な知識がおおよそ身に付いているはずです。
そのため、問題をとにかく解いていくことが大切で、分からない場合にだけ、基本のテキストで調べましょう。
このように問題を解きながら、テキストで知識を補完するということを繰り返して過去問集を一通り解くことで問題の傾向も知ることもできます。
また過去問を試験当日と同じ制限時間内で解いて、問題を解くペースを身に付けておくと、試験本番で動揺せずに済み安心です。
また模擬試験は、本番さながらの状態で問題を解ける貴重な場なので、積極的に参加すると良いでしょう。
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